野菊野こども館の夏休み「縄文土器のひみつ」
野菊野こども館の夏休み
のぎっこタイム「縄文土器のひみつ」
こども館では昨年に引き続き、松戸市立博物館の学芸員さんをお招きして「のぎっこタイム」を開催しました。
今回は「縄文土器のひみつ」。
みんなで本物の縄文土器を触ってみましたよ。
「ざらざらしてる〜。」
「模様がついているね。」
「これはこっちの向きの模様だけど、これは逆向き!」
「この箱と向こうの箱の土器の色とか模様とか違う。」
気づいたこと、思ったことを言葉にしていく子どもたち。
2つの箱の土器は発掘された場所が違うことや、つくられた年代が違うこと、縄文土器の模様が変化していったことなど、学芸員さんから色々なお話をききました。
お話の後に、土器の模様が変化していくのをゲーム形式で体験してみました。
グループになって模様の伝言ゲームに挑戦です。
模様を写して、次の人へ。
「なかなか難しいなあ。」
「あれ?ちょっと違うかな?」
グループの中で写していくうちに元の絵から変わっていくのを見て、こんなふうに土器の模様が伝わっていって変化したんだということが実感できたようです。
土器の模様をつけるのは、どんなふうにやっていたのかな。
「からむし」や麻紐などを使って粘土に模様をつける体験です。
まずは、学芸員さんがティッシュを「こより」を作るようにねじって縄のようにして
粘土に転がして模様をつけるのを見せてくれました。
こどもたちから「おお~!!」という声が😃
興味深く土器をさわったり、ゲーム形式のワークや粘土に模様をつける体験をしたりしていくなかで、みんなが色々な発見や疑問を目をキラキラさせながら口々に話す様子が印象的でした。
子どもたちからも「面白かった。」「楽しかった。」との声があり、学びや気づきを得るだけでなく楽しい体験となったようです。
みなさん、ぜひ松戸市立博物館にも行ってみてくださいね。